歴史の一幕を残した、次は4年後。
2009年 03月 25日
ニュースより全文→24日午後(現地時間)、ロサンゼルス市内の選手宿舎で会見が行われた。
選手、監督、コーチ全員が壇上に上がり、原辰徳監督が大会を総括。
ただそのとき、監督の隣りに座ったイチローだけが、一人そわそわと落ち着かない。
後ろを見たり、左側に座っている松坂大輔を見たり。
どうやら、イチローも含め、全員がスーツとネクタイを着用している中で、イチローの右斜め後ろに座っていた福留孝介と、松坂だけが、ラフな格好をしていたことを気にしていたらしい。
イチローのジェスチャーによる突っ込みに対して、福留は恐縮。松坂は苦笑い。
その無邪気な振舞いに対し、途中、原監督までもが、ふとほおを緩める場面があった。
この日は、監督・コーチ含め、全員がマイクを回しながらそれぞれが大会に対する思いを語ったが、前日の決勝タイムリー同様、ここでもイチローがおいしいところをさらっていく。
「イチローです。お早うございます」
と、なぜかいきなり自己紹介。
そして、「わたし、アイドル」と突然言い出し、「……といいながら、かわいくないやつは最低」と、真顔でつなぐと、どう落とすのかと思いきや、「サムライが最終的に勝てなかったら、こりゃあカッコつかん」と展開させた。
「最終的に優勝という形になったこと。最終的にサムライになれたことに、ほっとしています」
どうやらイチローにとって「サムライ」という言葉が、今大会の縛りになっていたよう。
「サムライというネーミングが、僕にとって大きなハードルになった」と、本人もそれを認め、サムライならば勝たなければーー。その思いが、さらにハードルを上げた。
■その後はジョーク解禁に
この後イチローは、個人的な話と断りを入れた上で大会を総括したが、一気に捲し立てて、会場にいたすべての人を巻き込んでいる。
「最後まで足を引っ張った。韓国のユニホームを着、キューバのユニホームを着、いろんなチームのユニホームを僕は着ました。最後にジャパンのユニホームを着て……」と、助走をつけた上で、最後に締める。
「おいしいことだけ、頂きました。ほんとうに、ごちそうさまでした!」
イチローには距離を感じているような若手さえ、後ろの方で爆笑。
それまでは真面目なコメントが続き、やや堅苦しい会見だったが、ここでジョーク解禁。
内川聖一は「イチローさんの決勝打でホームを踏ませていただき、たくさんテレビに映ったことをうれしく思います。イチローさん、ありがとうございました」と頭を下げ、渡辺俊介も、「緊張感のある戦いが続きましたが、ドーピングで3度も引っかかった(正確には、ドーピング検査に3度呼ばれた)イチローさんの笑顔が、癒してくれました」と続くと、川崎宗則は、笑いを計算したように言った。
「今回の1番の収穫は、イチローさんのユンケルを飲む時間が、試合の1時間前だということが分かったこと。ごちそうさまでした」
会見後、別室で日本帰国組とメジャー組が挨拶をしながら、別れを惜しんだ。前回と同じような光景。
帰国組が慌ただしくバスに乗り込むと、ポツンと残ったイチローは近くにいたメディアと談笑。「おめでとうございます」の声がかかる度に、その声の主の方を振り向き、うなずいた。
ややあってエレベーターホールに向かったイチローは、ちょうど扉の開いたエレベーターに飛び乗る。たった一人で。
こちらを振り向くことはなく、その後ろ姿が、宴の終わりを告げた
●終わってしまったね~。。さびしいなぁ。
この歴史の一幕を一部始終見れた、素晴らしさ。みんなの喜び。達成感。この歴史的瞬間。みんなみんな、本当に素敵なことだ。ありがとうございます。
良い言霊。これから日本を正しいエネルギーに満たしてゆきたいと、侍ジャパンの戦いっぷりをみて感じました。選手の勇ましさ、強い心、本当は日本人の誰もが持っているはずだから・・・・・。
あーー。つい熱くなっちゃうよね~。
侍ジャパン。という言葉も好き☆(イチローのインタビューには重くのしかかったみたいだったけど・・・・。)
景気の悪いこの時期の日本全体の暗い気持ちが、とても明るく希望に輝いた時間になった。
この気持ちを復活させてくれた、侍ジャパン。暖かく、満たされた気持ちを忘れずに、応援していた私たちは、これから負に負けずに、頑張って波を乗り越えていかなきゃいけないんじゃないかなーー。って、そう思った。
元気をもらったよー。ありがとう。侍ジャパン。
by natnoz_39
| 2009-03-25 15:33
| 日記
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